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相撲記者長山の「春場所あ・ら・かると」(3)大阪場所2大事件

2020年2月10日 18:30配信

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大阪場所は、過去2度の激震に見舞われている。

横綱大鵬は、昭和44年春場所2日目に戸田に敗れ、連勝が45でストップした。しかし大鵬が土俵を飛び出す前に、戸田の右足が土俵に出ており、明らかな誤審だった。相撲協会は世論の猛烈なバッシングを浴び、翌44年夏場所から、勝負判定の際に、ビデオを参考にするようになった。

同春場所の大鵬は、モチベーションが著しく下がったのか、途中休場。ミスジャッジで場所最大の目玉を失ったこともあり、空前の不入りとなってしまった。

平成23年には、相撲協会が存亡の危機に瀕するような、超弩級のスキャンダルに見舞われた。

警視庁が、前年に起きた野球賭博問題を捜査する過程で、八百長を示唆するメールが2月に発覚。当時の放駒理事長(元大関魁傑)は徹底解明に努めるため、春場所の中止を決定した。不祥事による本場所の中止は、相撲協会始まって以来のことだった。

2か月の調査で、25人の力士を解雇し、何とか乗り切った相撲協会は、その後人気力士の台頭や、様々なPR活動が功を奏し、再びかつての隆盛を取り戻した。

(続く)

「作品紹介」

「大相撲 あなたの知らない土俵の奥」

著者/長山聡

発行/実業之日本社

定価/本体価格800円+税

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