コラム
朝日山親方のどうなるのよ大相撲! 十一月場所 番付発表!
2020年11月5日 17:30配信
皆さんこんにちは。
部屋の稽古にも熱が入りもっぱら鬼と化している朝日山です!
さー番付も発表され、あと10日で大相撲十一月場所も始まりますね。
九月場所は正代が見事優勝し念願の大関昇進も果たしました。
その後ある番組で正代に十一月場所の抱負を聞いたのですが、相変わらず控えめというか、「優勝します!」なんて言う大きな事は言わず「勝ち越しを目指します」なんて言ってまして、正代らしいなあ。なんて思いましたが、話をしている感じでは心にしっかりしたものを持ち合わせているなと言う感じがしました。
言葉とは裏腹に内なる闘志と自信をしっかり持っている。といった感じですね。
十一月場所はその正代を含む三大関が中心に優勝争いが繰り広げられることでしょう。
しかしこの3大関、全員万全というわけではなく、正代もあの立ち会いは決して褒められたものでは無いですし、貴景勝も型にはまった時はめっぽう強いですが上半身と下半身のバランスが悪くまわしを取られることも最近ではよくあります。
朝乃山も先場所の初日からの3連敗は偶然負けが3回続いただけではなく、そこにきちんと理由があるんだと言うことを自覚しなくてはなりません。誰でも簡単にまわしを取らせてくれる訳ではないんだよ、と。
しかし、この3人は紛れもなく横綱を狙える実力を持ち合わせていますので、もう一皮!
このもう一皮がむければ横綱と言うものが見えてくるのでは無いか!?と思っております。
期待しましょう!
関脇にはみんなに大関取りの先を越されてしまった御嶽海、先場所10番勝った隆の勝、小結に元大関コンビの照ノ富士と高安。と言う顔ぶれでございます。三役にはゴッツイメンバーが揃ってますね!
その中、私が注目したいのは前頭筆頭に霧馬山と若隆景の二人が上がってきたことですね。
この技巧派で相撲巧者の二人がこの位置にいると言うのが肉体派の上位陣はいや〜な感じを持っているのでは?と思います。是非ともひっかき回して欲しいものです!ハイ。
大相撲十一月場所どうぞお楽しみに!
最近は我々の現役時代とは当然時代が違って色々便利になりました。
大相撲の取組もネットで視聴できて序ノ口、序二段の力士たちも自分の取組を見ることが出来ます。
そして過去の大相撲もネットを使い色々見ることが出来ちゃうので、うちの子たちに教材として見なさいと言うことがあります。
錦丸には元関脇の「琴ヶ梅のような取組を真似しなさい。」
煌には元横綱「日馬富士のような相撲を目指しなさい。」と。
それをスマホで見れちゃうのですから今はすごいですね!
かく言う私も若い頃は目指している関取がいまして、それは今の理事長、元横綱北勝海です。
当時はまだ四股名は「保志」でしたね。
当時は当然ネットなんかなく、お金も無かったので、ビデオも持っていない。
実際に目に焼き付けるしか無いんですが、当時、千代の富士関と一緒によく佐渡ヶ嶽部屋に出稽古にきてまして、「何とか盗んでやるぞ!」保志関の体に穴が開くんじゃ無いか?と言うくらいに凝視して見てました。
今、理事長をそんな目で見たら大変なことになっちゃいますよ(笑)
しかし、今も昔も変わらない事は、やはり上達は稽古するしか無い。と言うこと。うちの子たちも今が伸び盛りの時期ですのでガンガン稽古させ、体に覚えさせています。心を鬼にして猛稽古させています!
そんな中、あの朝日錦なんかはもしかして私の取組をネットで見ているのでは?なんて思っています。しかし残念ながら取組ではなく「所作」ですがwww
話は変わり、うちの部屋に「国勢調査」の書類が届き、弟子たちにも全員書かせました。
朝日錦が書いているのを見ていたのですが「職業」の記入欄に「力士」ではなく「九月場所」と書いていました。バカさ加減もここまで来ると「神」ですねwww
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