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コラム

元・東桜山のみんなの大相撲「2階席で楽しむ大相撲」

2018年11月5日 17:20配信

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大相撲は年に6度の本場所があり、そのうちの3回が東京の両国国技館で行われます。1月5月9月と東京場所。3月が大阪、7月が名古屋、そして11月が福岡で行われる九州場所になります。どの会場でも1階席と2階席とありますが、今回は東京・両国国技館の2階席についてお話したいと思います。

2階席は椅子席になっていて席種も4種類あります。2階席でも前方の席はA席で1人8500円。その後ろ中段に位置するのがB席で5100円。そして後方C席は3800円となっています。そして最上段3階席という位置づけにはなりますが自由席がありそこは1人2200円という席になっています。

自由席に関しては前売りでの販売がなく、当日券として早朝より並んで購入しなくてはなりませんが、その他の席は事前に購入することができますし、価格も升席などに比べると安く手に入りますので、大相撲観戦初心者の方にはまずは椅子席から観戦することをおすすめいたします。

2階席から見る大相撲もなかなか良いもので、普段テレビなどで見ている角度とは若干違う角度になりますので、上から力士たちを見下ろす格好で取組が観れ、意外な発見や、力士たちの土俵上での足の動きなど違った目線で楽しめたりもします。

また国技館の上部には、本場所を優勝した力士たちの優勝額が飾られているのでそれを間近に見ることもできます。縦317㎝、横228cmもある大きな額で、国技館には32枚飾られています。この優勝額は、2場所ごとに新しいものに入れ替わるので古い優勝額は降ろされて本人の元に贈られます。実はこの優勝額ですが、この数年の間に変化したことがあるんです。あまり気づかれていませんが、昔は、白黒の写真に油絵などの絵具で着色をしてそれを飾っていましたが、平成26年1月場所からの優勝額は、カラー写真へと変更になりました。それまで着色を担当した彩色家の佐藤さんが平成26年1月に彩色を引退をされ、それ以降、カラー写真へと変わったのです。現在数枚の優勝額が油絵具で着色されたものですので、あと数場所しかないですが、そんな優勝額を見るのも楽しみかと思います。

時間が過ぎるは早いもので今年もいよいよ一年納めの九州場所が半月後には始まります。平成最後の九州場所を一体誰が納めるのか。いまからとても楽しみです。

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