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コラム

元・東桜山のみんなの大相撲 インド映画の撮影

2019年8月28日 18:00配信

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前回のコラムに書きましたが、6月3日から始まったインド映画の撮影。最初の数週間は日本での撮影でした。

まずは富山県で撮影のスタート。なんで富山県でなのかを聞いたところ富山県は県全体で映画などへの撮影を推進しているそうで日本のみならず世界の映画ロケを誘致しているそうです。タイミング的に夏場所で富山県出身の朝乃山関が優勝したあとだったので富山県内は朝乃山人気で相撲熱が高くなっていました。

「インド映画に力士?」ってどんな話なんだろうと誰もが思うと思います。すでに紹介されているあらすじを簡単にご紹介します。

インドでサーフィンをしている若者が、ある日ビーチに大きな男が倒れているのを発見します。呼吸を確認したらまだ生きていました。その倒れている大男が私が演じる力士なのです。マワシ姿でビーチに流されてきて、倒れていたのです。力士は記憶をなくしていて、さらに赤ちゃんのように子供のようになっていました。力士を見つけた若者とその街の人間たちでこの力士を救おうとしてくれます。

この大きな男は何者なのか?いろいろと探し当てると日本大使館でこの男は相撲の力士だということが分かるのです。そして力士を日本に帰してあげようと若者たちが飛行機代などを集めてくれるのです。そして日本に戻り力士として再び土俵にあげようと治療や稽古などをしていく映画なのです。

ストーリーを見ると感動する内容なのですが、実はコメディ映画らしく、ところどころにインドのコメディ演出が入り、さらにはインド映画お決まりのダンスシーンもあります。

インドは映画産業が盛んで、インド映画のスーパースターは年収50億円も稼ぐ俳優がたくさんいます。実はインドにはたくさんの言葉があり、インド人に「ナマステ!」と言えば通じると思われますがナマステを使うのは北インドのヒンディー語を使う人たちだけ。ヒンディー語の映画は、ムンバイ(ボンベイ)で撮影されるボリウッド映画。今回私が出演する映画は南インドでタミル語という言語を使う、コリウッド映画なのです。ちなみに「ナマステ」に代わる言葉は「ワナカム」といいます。

タミル映画はインド国内だけではなくシンガポールやタイなど、南インドの人が移住した先でも人気がありシンガポールにはタミル語のテレビ局もあるのだそうです。

今年の秋には映画公開されるとのことで先日早速映画のポスターが発表されました。

タイトルも「SUMO」と決まり、準主役なので主役俳優の「シヴァ」さんと一緒にポスターに掲載されました。

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