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コラム

朝日山親方のどうなるのよ大相撲! 五月場所総括!

2019年6月4日 12:30配信

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みなさんこんにちわ!最近貴闘力の「反省Tシャツ」を朝日錦に着させている朝日山です!

五月場所が終わり新十両も発表されたところで五月場所を振り返ってみたいと思います。

まず見事初優勝した朝乃山。今場所は実に攻める姿勢が良く見えた場所でした。幕内優勝と言うのは大相撲の最高優勝ですから、歴史にその名を刻みましたね!ただ朝乃山はまだまだ発展途上の力士です。来場所は当然番付をグッと上げ、序盤から横綱大関と総当たりとなるでしょう。今場所は幕内下位の対戦も多かったですが、来場所はそうは行きません!彼の実力がしっかり試される場所となるでしょう!

三賞は殊勲賞 朝乃山

敢闘賞 阿炎 朝乃山 志摩ノ海

技能賞 竜電

という顔ぶれですね。私はこの中で竜電の成長と言うものが素晴らしいと思いました。力と技、上位陣にもしっかり通用していましたね。千秋楽の碧山戦なんか本当にいい相撲でした!

また、この中で玉鷲が受賞を逃してしまいました。玉鷲は優勝した朝乃山にも一方的な相撲で勝ちましたし、横綱、大関にも勝利しての10勝です。私は殊勲賞をあげたいなと思いました。それでも受賞できなかったのは実は玉鷲は「優勝経験者」だからなんですよ。私も経験ありますが、優勝経験者の力士ってその後評価が非常に厳しくなりがちなんですよね。大関を陥落した後の琴奨菊も同じなんですが、その力士の「格」として、ちょっとやそっとの活躍では三賞はなかなか取れなくなるんですよね。

別の見方をすると、「あなたは他の平幕力士とは違うんですよ。もう一段、上のレベルで頑張りなさい!」というメッセージでもあるんですよ。だから玉鷲も受賞を逃してガッカリしないで、次は三役返り咲きますので大関、横綱を狙うつもりで頑張ってほしいですね!

ここのところ、初優勝する力士がどんどん出てきていますね。御嶽海、貴景勝、玉鷲、朝乃山。そろそろ本格的に世代交代の時期を感じさせてきましたよ。私が優勝した平成三年も年間6場所の優勝が全員違う力士だったのでしたが、その時が丁度世代交代の時期でした。

その世代交代の波が来ていることは認めざるを得ないのですが、その中で貴景勝以外はみんな白鵬が休場している場所での優勝なんですよね。そこがやはり非常に気になります。そして白鵬がいない場所の優勝ラインが低い事もすごく気になります。

実際にその後、白鵬出てきた時は勝てないでしょ。

白鵬が出て尚且つ白鵬に勝って、14勝もしくは全勝で優勝!そういう場所がいくつか続いてようやく本当の意味での世代交代を掲げて良いのではないでしょうか。

ですので朝乃山はもちろんニューヒーローではありますが、来場所上位陣と総当たりで対戦して弾き飛ばされるか?もしくは力負けしないで戦えるか?白鵬との対戦でどこまでやりあえるのか?そこが見もので、とても楽しみにしています!

しかし千秋楽は大変でしたね。あのアメリカ大統領がいらっしゃって。ま、おかげさまで大相撲を世界に改めてアピール出来ましたよね。

相撲という日本が誇る国技を世界に発信することによって、国と国を文化で繋ぐきっかけになれれば、それは素晴らしい事だと思っております。

しかしあのSP部隊はすごかったですね。テレビに映っているのはほんの一部で、実は国技館中にものすごい数のSPがいたんですよ。私もすんごいデッカイSP部隊に規制の掛かった通路渡ろうとして「ノーノ―」と止められちゃいましたもん。

高田川親方:「おい、錦、気をつけろよ、こいつらピストル持ってるから。『ノーノ―』なんて止められたら、ちゃんと止まらないとダメだぞ!お前行きそうで怖いよ」

私:「いやいや、若い時なら行ってたかも知れないけど、今は行かないよ。ピストル持ってんだよ!行く奴なんているわけ無いでしょ!」

西岩親方:「いえ。先代の鳴戸親方(元横綱・隆の里)なら確実に行ってますね。」

高田川親方:「行ってた!行ってた!『ア~ッ!止まれだとコノヤロ~!』とか言って、絶対止まらない!」

私:「多分後ろから3発打たれても止まらないよ!4発目で振り向くくらい!」

三人:「ガハハハハ!!!」

何言ってるか分からず困った顔したSPの前でバカな話をしてました(笑)

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