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コラム

元・東桜山のみんなの大相撲 再認識する日本の美しさ

2020年12月21日 18:15配信

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私は、いま大相撲を中心とした日本の魅力を世界にPRする仕事をしています。

こう説明しても「?」と思うかと思います。私は、昨年ひょんなことからインド映画に出演することになり(コロナでまだ公開延期中)初出演映画がほぼ主演という大役をいただきました。

その予告編がYouTubeで公開されるとインドの方々を中心にたくさんの方からSNSなどにメッセージが届きます。インドでは少し有名人になってます。

メッセージをもらって驚いたのは、英語で「あなたは中国人ですか?」ってメッセージをもらったことです。日本人からしたら「なぜ?」と思うでしょう。

私たちが、中東の人を見て「イラン人」と思ったり、インドやパキスタンやネパールの人をみて「インド人」と思うように、彼らから見たら、日本人も中国人も韓国人も区別がつかないのです。

それは人間だけでなく、神社仏閣などの建造物にも同じことが言えます。五重の塔の写真を見ても、それが日本なのかの区別がつかない。私もヨーロッパやアラブの建物を見て、すぐに国は分かりません。

なので、日本にしかない大相撲の力士と、日本の建造物や景色を同じフレーム内に写して、世界に発信すれば、「これは日本だ」と世界の人々に分かりやすくなります。

私は、先週まで日本各地でその撮影をしてきました。

僕が現役力士なら年賀状にしようかと思うような写真が撮れました。

海外に行けないこの時期に、日本の観光地を訪れて、改めて日本の美しさやすばらしさを認識しました。

私は東京に生まれて東京に住んでるので、東京に観光に行こうという考えがありませんでした。同じ日本の中でも、大阪とか名古屋とか、力士時代に行っていた場所の観光地を訪れることもほぼありませんでした。

今回のお仕事で、大阪の万博公園にある太陽の塔を見に行ったり、京都では座禅をしたり、東京ではスカイツリーに登ったり。

率直に感じたのは普段身近にありすぎて当たり前に思っていたものが、こんなに楽しい場所だったんだということです。太陽の塔は遠くから何度も見てましたが、目の前にいったらめちゃくちゃ大きいのです。あんな大きいとは思わなかったし、「すげー」と思わず子供みたいな感想が口から出てきました。

コロナ禍で、いろんなものの考え方が変わってきたと思います。改めて日本の良さを感じる良い機会ではないでしょうか?

いま現在は感染者が急増してGOTOトラベルが一時的に中止になりますが、来年以降コロナが落ち着いたら、身近な観光地を訪れるのも良いものだと思います。

大相撲を実際に生で見たことない方も多いことでしょう。こんな機会に初場所から大相撲観戦デビューしてみてはいかがでしょうか?

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